うつ病は治りますか?

感情の起伏が無くなり、表情の変化が乏しく、眼の焦点がおかしい。このような症状が慢性的に続いている方はストレス過剰状態によりストレスホルモンの分泌機能に異常があると思われますので、精神疾患の専門家の助けが必要です。

一般的にうつ病になられる方はストレスに対して過剰な反応を起こしており、常に不安や心配なことを頭の中で考えている様子が窺えます。それに加えて落ち込みやすいタイプの人は未来に対して悲観的な捉え方し、感情が自分の内側に沈み込んでしまい、うつ病になりやすい傾向にあります。

うつ病初期の場合、症状の改善に大事なのは不安や心配など負の思考のループ(不安や心配などの思考が堂々巡りする状態)から抜け出すことです。無意識に自動的に負の思考のループが頭の中で走り出しますので、まずはこのことを自ら認識することです。認識できましたら常に自分の思考を見張り、負の思考ループが走りだしたら「また、走りだしている」と認識してください。この事を続けていくことによって負の思考ループを少しずつ 客観的に見ることができるようになり、無意識に自動的に走り出す負の思考ループから抜け出せるようになります。

それと、もう一つ大事なのは未来に対して悲観的になりすぎないことです。落ち込みやすい人は感情が自分の内側に沈み込みます。心も身体も流れが大事です。感情が内側に留まることや沈み込むと心の流れに問題がでてきます。 未来に対して 悲観的になりすぎますと、心が不安や恐怖でいっぱいになってしまいます。どんなときも自分のできる最善のことをやって一歩一歩前に進んでください。そのようにしていけば見える景色が変わってきて、事の次第は変わっていくものです。悲観的になりすぎず自分の心を開放できるように努めていただければと思います。

季節性うつ、産後うつ、うつの初期、これらに関しては当整体所の施術は有効であります。うつの症状で困られている方の中には表情を拝見しても、うつ病を患っているように思えない方が沢山おられます。このような方々は心の問題よりも身体的な問題の方が比重的に大きいことがあります。身体的な問題が改善することによって心にも良い影響を与え、うつの症状がよくなっていくことはよくあります。身体的な症状としては自律神経失調症、むくみ、呼吸がしづらい、めまい、吐き気、胃の痛み、お腹の不具合、生理不順、頭痛、首こり、肩こり、背中や腰の痛みなどがあります。これらの症状が自分の心を不快にし、倦怠感やヤル気の消失などに繋がっているです。 身体的な症状は当整体所の施術で改善できますので、困っている時にはいつでもご利用ください。

2015-01-01