首こりは、肩こりと同様に首から肩甲骨のあたりまでに感じるコリ感、痛み、重だるさがあるものです。首の一部だけの人もいますし、頭から肩甲骨のあたりまで感じる人もいます。
首こりは自律神経失調症(自律神経の乱れ)、頭痛、めまい、ふらつき、動悸、気持ち悪さ、更年期障害、多汗症、パニック障害、慢性疲労(疲労感)、いらいら・精神ストレス、全身倦怠、慢性疲労症候群、うつ状態、気分の落ち込み、眼精疲労、ドライアイ、血圧不安定症、VDT症候群、ドライマウス、冷え・のぼせ、呼吸のしづらさ、鼻づまり、顔や頭の緊張、神経過敏、腕の故障、寝違い、腕の痺れ、歯痛、風邪気味、光が眩しい、食欲不振、睡眠障害、寝ても疲れがとれない、体調不良、微熱などの症状を引き起こす要因にもなります。
また、脳卒中(くも膜下出血、 脳内出血、脳梗塞など)の前兆サインだったりする場合もありますので、普段コリを感じない人が症状を訴える場合には気をつける必要があります。
通常、首こりや肩こりがある場合には、マッサージ機をやったり、家族や知人にマッサージをしてもらうことで筋肉がほぐれ、体液循環もよくなり症状緩和されますが、強いコリがあるときなどは逆効果になることがあります。
体に強いコリがあるとき、長い期間 首や肩のコリを放置していたとき、また疲労度が強いとき、そのようなときのマッサージには注意が必要です。下手なマッサージをして逆効果になることがあります。
症状悪化したり、疲労感が強くなってしまったり、寝違いのような感じになったり、からだのバランスか崩れたり、・・・
マッサージ後に体がほぐれ体液循環もよくなり症状はラクになりますが、状態が悪いときは効果も一時的で再び体液循環が悪くなり、筋肉がかたまる可能性が高いものです。プロの方がやっても同様の症状が起こりえます。
なぜ、そのようなことが起こるのか? それは首や肩もしくは全身に疲労物質や老廃物が多すぎるからです。一時的に首や肩がほぐれ体液循環がよくなって新鮮な体液が入ってきても、またその後に疲労物質や老廃物が首に回ってきて停滞してしまい、おまけにマッサージしたことによる刺激で緊張や炎症が強くなってしまうのです。
プロの方がやれば刺激の度合いや手順を工夫したり、一度に施術しないで数回の施術をおすすめしたりして回避できることもありますが、一般の方が下手なマッサージをしたりすると揉み返しとなって反動がでます。またプロの方が工夫してやっても揉み返しのような反応がでたりしますが、うまい施術をしたのに反応が出る場合は好転反応の場合が多く、その数日後に劇的に症状が改善して好転します。
その後劇的によくならなくてもプロがやって反応の出た部位には、その部位に問題があるということが多いので、その後何度か施術を繰り返すことをオススメします。もちろんプロの方でも下手な方、力づくの方がおられますので、自分の気に入ったお任せできるプロに施術をお願いすることは言うまでもありません。(整体やマッサージだけではなく、鍼やカイロプラクティック、足つぼやリフレクソロジーも首に効果がありますので、ご自分あった施術を探してください)
私の20年以上の施術経験で「首こり」について思うところは
- 首は自律神経の症状と関係が深い
- なかなか改善しない腰痛は首こりを疑うべき
- 万病の元は首こり? 首こりを改善すると全身的に影響がある
- 疲労の溜まっている首こりは丁寧に施術しないと反動がでやすい
首の施術をしてもスッキリしない場合や早い段階で再発する場合には、何かしらの理由がありますので注意を向け改善する必要があります。よくあるケースは以下のものがあります。
- 施術後も首周りに疲労物質が溜まっている(施術回数が足りないなど)
- 骨盤周りの筋肉が硬い
- 子供の頃から体が硬く、姿勢が悪い
- ハードワークによる疲労蓄積
- ストレートネック(スマホのやりすぎなど)
- 首の筋力低下
- 心因性ストレス
- 身体の歪みからくる脳脊髄液の停滞
- 腕や胸の筋肉緊張が強い
- 下半身の体液停滞
- 浅い呼吸
- 栄養や水の摂取不足
- 身体の冷え
- むち打ちなどの後遺症が残っている
- 生活リズムの乱れ
- etc
最近、特に多いのはスマホ依存からくるストレートネック。この場合は首を弛めるだけでは足りません。丸まった背中の影響により胸郭や鎖骨などの動きが硬くなっていますので、動きをつけるためのアプローチが必要になります。自己ケアは体を反らすような体操をするといいでしょう。
スマホのやりすぎにご注意ください。
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