当整体所の施術に危険性はありません。
しかし、いくつかの禁忌または注意する必要がある疾患があります。以下に代表的なものを挙げますので、お読みになっていただきますよう宜しくお願い致します。
- 急性炎症:患部に熱感(患部を触ると周りより熱い感じ)があるような痛みの場合、整体を行うと症状が悪化する恐れがあります。症状が落ちつくまで(筋肉の炎症であれば安静に過して約1週間)は整体を避けるべきです。
- 感染症:細菌やウイルスによる感染症は、整体を行うと症状が悪化する恐れがありますし、他人にうつす可能性がありますので病原菌の感染力が無くなるまでは整体を避けてください。
- 骨折や骨の病気:骨折や骨粗しょう症などの骨に関する問題がある場合、整体は避けるべきです。
- 血管や心臓の問題:重度の動脈硬化や心臓病を抱えている場合、整体の施術は危険です。
- 重篤な内臓疾患:肝臓、腎臓、肺などの重篤な疾患がある場合、整体の影響が内臓に及ぶ可能性があります。
- 妊娠初期や重度の妊娠合併症:妊娠初期や妊娠中の合併症がある場合、整体の施術は控えるべきです。
- 外科手術後や外傷直後:外科手術後や産後、また大きな外傷の直後は、身体が回復するまで整体を避けるべきです。
- 精神的な問題:重度の精神疾患や心理的な問題を抱えている場合、整体の施術がストレスとなることがあります。
- 出血性疾患:血友病などの出血性疾患がある場合、施術による出血のリスクが高まります。
- その他: 悪性腫瘍、糖尿病、リウマチなどの膠原病など治療中の疾患の状態によっては整体の施術が危険なことがあります。
これらの症状をお持ちの方は整体の施術を受ける前に、主治医の先生に施術を受けてもよいかを必ずご相談してください。施術を受けることが危険であったり、施術後の反応が強くでたりすることもあります。
上記にない疾患で現在病院に通われている方も、ご心配であれば主治医の先生に整体の施術を受ける前にご相談されることをオススメします。それと当整体所にも持病・疾患については必ずお伝えください。(整体施術の前に)
施術前後の注意点&お願い
- 施術当日は身体に強い負担をかけないようにしてください(例、身体を冷やさない、子供を抱っこしない、食事を摂り過ぎない、アルコールを飲みすぎない、長時間の労働、長時間の運転、ゴルフの練習、長風呂、・・・) 。食事に関しては施術の前後1時間は摂らない方が無難です。
- 施術後当日は睡眠を十分にとることをオススメします。施術後は身体が疲れます。十分な睡眠をとって回復を図りましょう。自然治癒力も睡眠時に一番高まります。
- 施術後当日は車の運転や階段の上り下りに注意をしてください。施術後は身体に変化が起きていますので、施術前の感覚と違いがあったりします。階段の踏み外し等には十分にお気をつけください。
- 施術後は姿勢や動作に気をくばりましょう。足を組んだりするのはNGです。いい姿勢を心掛けましょう。日常生活での姿勢・動作をを気をつけることが歪み防止の第一歩です。
- 「好転反応」について。施術後は心地よくなったり、身体が楽になったりします。しかし、まれに施術後痛みや倦怠感等を感じることがあります。これは「好転反応」と呼ばれるもので、神経機能の働きにより、身体に溜まった老廃物や毒素を追い出し、栄養と新鮮な酸素を取り入れようとしている反応です。このとき反応部位では軽い炎症を起こし血管を拡張し血流をよくしようとしています。基本的には1~2日後には治まり、その後は身体が楽になっていきます。(症状・状態によっては1週間くらいのこともあります)。もし、好転反応がでているのであれば安静、十分な睡眠、こまめな水分補給をして回復に努めてください。好転反応=悪い反応、悪い施術ではなく、逆に悪い部位に対して効果や変化がでている証であります。継続して何度か施術を受けることをオススメします。