骨盤矯正で便秘や不妊に効果がある理由は?

当研究所の骨盤矯正は、骨盤の坐骨を押して位置を整えます。骨盤の坐骨を押すことが便秘や不妊に効果を与える理由には以下のようなことが考えられます。

1. 骨盤の位置調整と神経の影響

骨盤は内臓を支える重要な役割を果たし、その中でも坐骨周辺は腸や生殖器に関与する神経が通るポイントです。坐骨を押して骨盤の位置を整えると、次のような効果が得られる可能性があります。

  • 自律神経の調整
    骨盤の歪みが整うと、自律神経が正常に働きやすくなります。特に副交感神経が活性化されることで、身体はリラックスし、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)が促進され、便意を感じやすくなります。

  • 神経の圧迫軽減
    骨盤の歪みが神経を圧迫すると、内臓や生殖器への信号伝達が妨げられる可能性があります。これを改善することで、腸や生殖機能の働きが向上します。

2. 血流と体液循環の促進

坐骨を押すことで骨盤内の血流が改善されます。骨盤には腸管や子宮、卵巣などの器官を供給する血管が集まっており、血流が滞るとこれらの器官の機能が低下します。

  • 便秘への効果
    血流が改善されることで腸の動きが活性化し、腸内のガスや内容物が移動しやすくなります。骨盤矯正をするとお腹が鳴る(グル音)ことがありますが、腸の蠕動運動が再び始まったサインです。

  • 不妊への効果
    骨盤周囲の血流が良くなることで、子宮や卵巣への栄養供給が向上し、生殖機能が改善される可能性があります。

3. 筋膜の解放と内臓機能の回復

坐骨周辺の筋肉や筋膜が硬直していると、内臓の動きが制限されます。坐骨を押して筋膜を緩めることで、次の効果が期待できます。

  • 腸の動きがスムーズになる
    筋膜が緩むことで腸管の動きが改善され、便通が促されます。

  • 子宮や卵巣の位置が整う
    筋膜や靭帯のバランスが取れることで、生殖器の働きが向上します。

4. 反射点の刺激

骨盤には多くの経穴(ツボ)が集中しており、これらを骨盤矯正と合わせて刺激することで内臓の働きを調整できます。

  • 便秘へのツボ
    骨盤周辺のツボは腸の動きを促進する作用があります。

  • 生殖器への影響
    子宮や卵巣の働きを整えるツボも骨盤周辺に多く存在し、不妊改善に寄与する可能性があります。

最後に

坐骨を押すことで骨盤の歪みが整い、血流や神経伝達、筋膜の緩和が促進されることで、腸や生殖器の働きが改善されると考えられます。便秘や不妊以外にも、このアプローチは自律神経の調整や全身の健康維持に役立つ可能性があります。

便秘でうんちがでない

2025年1月16日