骨盤矯正で身体が変わる

骨盤矯正の重要性

近年、骨盤の歪みによる健康被害が多くのメディアで注目されています。 当整体院も「骨盤矯正」に力を入れており、骨盤の歪みが健康に及ぼす影響や骨盤矯正の重要性についてお伝えしております。


骨盤の歪みは、ほんの数ミリ程度の小さな関節のズレです。通常、歪んでも自然に戻るものですが、偏った体の使い方や悪い姿勢が原因で戻れない状態になることがあります。ゴルフやテニスなどのひねり運動、長時間の悪い姿勢、または産後の体の変化で骨盤が歪み、自然に戻らないケースが見られます。

骨盤歪み


骨盤の歪みによって、骨盤周囲の筋肉が緊張しやすくなります。逆に筋肉の緊張が骨盤の歪みをつくることもあります。骨盤周囲の筋肉が緊張すると二次的に別の部位まで影響が現れるます。

腸腰筋

腸腰筋(骨盤を支える筋肉)

 

臀筋

大殿筋(お尻の筋肉

 


骨盤下部ポイント

骨盤の下側にある筋肉が強く緊張していると、首や肩そして腰が緊張しやすくなります。理由は筋肉や筋膜の繋がりによるものです。図で説明しますと赤い部分の筋肉の緊張がグレーの部分の筋肉や筋膜を引っ張る形になります。

 

骨盤臀筋ポイント

お尻の筋肉が強く緊張していると、背中が緊張しやすくなります。

 

骨盤鼠径ポイント

骨盤の前側が強く緊張していると、胸が緊張しやすくなります。

 


骨盤周りの筋肉の緊張が全身のリンパ液の流れを滞らせてしまうことがあります。 最近、疲れが抜けにくい人というときは、疑う必要のあるポイントの1つです。

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リンパの経路

 


骨盤矯正前と骨盤矯正後

骨盤が歪み、骨盤周りの筋肉が緊張し続ければ背骨にも影響が現れます。 背骨は自律神経との関わりが深く内臓の働きと関係しています。例えば胃痛があるとき、左肩甲骨付近の背骨横にコリができていたり、背骨自体が歪んでいることがあります。このコリや歪みを取り除くことで胃痛が無くなることがあるのです(胃の調子が悪いと背骨にコリができたり、歪んだりすることもあります)。胃だけではなく他の臓器にも背骨との関連があるので、背骨のコリ、歪みには注意が必要なのです。現代医学では取り上げられていない考えではありますが、整体やカイロプラクティックでは背骨と内臓の関係を重視しています。

また、なかなか痩せづらい体質の人の中には骨盤の歪みが関係しているケースもあります。特に多いのは産後によるものです。骨盤の底にある骨盤底筋に力が入りづらくなり、体のバランスが崩れ、代謝が悪くなるパターンです。このような症状に陥りやすい人は、もともとの筋肉量が少なかったり、運動する習慣がない人に多いと認識しております。

 


骨盤の歪みが身体に与える影響は大きいものです。骨盤を整えることは身体活動の促進させるものであり、骨盤内臓器(子宮や卵巣、前立腺、膀胱)にも大きな影響があります。ある程度の年齢になりましたら車検のように定期的なメンテナンスすることをオススメします。

元気のツボ整体研究所では次のような感じで骨盤を整えています。

  • 骨盤に直接アプローチ。ソフトな手技で骨格の位置を正します。ボキボキはしません。
  • 骨盤周りの筋肉の緊張を二点押圧やストレッチ的な手技で抜きます。
  • 骨盤周りの筋肉の働きが弱っていれば再教育。リハビリ的な運動で筋肉の働きを取り戻します。

おこなう手技はケース・バイ・ケースです。基本的には上記3つの内容をおこなうことが多いのですが、骨格をダイレクトにアプローチするだけで済む人もおります。施術の要望と時間、身体状態によって使い分けをしております。

当整体院の骨盤矯正は他の治療院ではやらないような手技法もありますので他院で効果がなかった人にもオススメしております。

 


元気のツボ整体研究所

埼玉県川口市木曽呂684-1 101号室
TEL 048-297-7144

東浦和、東川口、戸塚安行、各駅から車で約10分。川口駅からは約30分。南浦和駅からは約20分。

さいたま市緑区、越谷、草加、蕨、戸田からのご来院もお待ちしております。

2021-04-19

不妊と骨盤矯正

平成13年に開業後、腰痛などで当整体所の施術(骨盤矯正)を受けた方から「妊娠した」という報告を何度か受けました。一時期そのような報告が増え、それから不妊と骨盤の歪みついて意識するようになり、色々と考えるようになりました。ここでは私の施術経験をもとに不妊と骨盤の歪みについての所見(私見)をレポート風に述べさせていただきます。不妊治療中の方、または不妊治療を検討している方たちの参考となればと思います。

 


1.不妊や女性特有の症状は、骨盤の歪みなどの特徴がある


婦人科系疾患(特に不妊)に悩まされている方たちの特徴を振り返ると、以下のⅠ~Ⅴの特徴が多く存在する。当てはまる数が多いほど重度の傾向がある。

Ⅰ.骨盤に歪みがある

不妊の骨盤 仙腸関節と坐骨

仙腸関節(図の赤色の部分)

  • 歪みと供に仙腸関節の動きが硬くなりやすい
  • 状態がよくない人ほど仙腸関節は硬い

坐骨(図のピンク色の部分)

  • 座ったときに椅子の座面と接触する骨の部分が坐骨(ピンク色の部位)
  • 通常、座るときは座骨から座面に接触していくが、このとき座ったショックをやわらげるためにクッション的な働きがある(座るときに座骨が腸骨側に少し上がり (青い矢印の方向に少し上がる感じ) ショックを吸収する )
  •  しかし、歪みと供に座骨の動きが乏しくなりやすい
  •  坐骨の動きが乏しい人は、お尻や太ももの筋肉が硬い

 

Ⅱ.お尻や太もも、腰の筋肉に硬さが目立つ

不妊の骨盤 ハムストリングス緊張

  • お尻や太ももの後ろの筋肉が硬いと骨盤を下方へ引っ張る力が働く
  • このような人は元々腰の筋肉が硬い人に多いのたが、骨盤を下方に引っ張られることで腰が常に緊張状態に
  • 胴体の前屈動作に硬さがあらわれる

 

Ⅲ.お腹周りやお尻・太もも(後ろや内側)の筋力が弱い

不妊の骨盤 弱体化した筋肉群

  • お腹周りの筋肉を使わないため身体中心部の力が弱い
  • 中心部の力が弱いので身体外側への負荷が強くなる
  • そのために姿勢が悪く、呼吸が浅い

 

Ⅳ.太ももの前部外側の筋肉が発達している

不妊の骨盤 外側広筋緊張

  • 太ももの外側の筋肉のみ発達して目立つ(赤色の部位)
  • その他の太ももの筋肉は少し細いか、脂肪が目立つ(ピンク色の部位)
  • 歩行時につま先が内側に入るように歩く(ペンギン歩き)
  • 骨盤が広がっている

 

Ⅴ.子供の頃から走ることが苦手(うまく走れない、遅い)

不妊の骨盤 走り苦手

  • 足を上げる動作と蹴る動作がスムーズにできない
  • 昔から運動が苦手で、筋肉を使ってこなかった

 


2.骨盤矯正後に、よい結果がでる!


上記の特徴がある方々に当整体所の骨盤矯正をおこなうと主訴とは別に不妊、生理不順、無月経(排卵障害)、不正出血、月経過多などの症状も改善されるケースが間々あることに気付く。(開業して3年後あたりから)
不妊の骨盤 説明図

当整体所の骨盤矯正のポイントを列挙すると

  • 骨盤の形を正す(骨盤自体は大きく歪むものではないが下記のような左右差はでやすい)
  • 仙腸関節に動きをだす(赤色の部位)
  • 坐骨に動きをだす(ピンク色の部位)
  • 腰仙関節に動きをだす(青色の部位)

骨盤の形を確認する方法は、いくつかポイントとなる箇所がある。その中で形として特に気にしているポイントは上図茶色の線の左右傾斜角度の差。この茶色の線は骨盤の腸骨と大転子の外側(緑色の部位)をつないだライン。確認の仕方は骨盤の左右外側に板状のものをあてて、左右の傾斜角度の差を調べる。左右の傾斜角度に差があるのであれば修正する必要がある。

不妊の骨盤 歪みEX-L

例1.左右傾斜角度に違いがあるのでBAD、右より左の方が傾斜角度が緩やか

 

不妊の骨盤 歪みEX-R

例2. 左右傾斜角度に違いがあるのでBAD 、左より右の方が傾斜角度が緩やか

 

不妊の骨盤 EX正常

例3.骨盤の左右傾斜角度は、ほぼ同じ(形的にはGOOD )

 

 


3.骨盤の歪みが不具合を生む理由を考えた


骨盤の歪みが婦人科系の不具合を生む? その理屈を整体、カイロ、代替療法の理論から推測すると以下の内容の何れかが当てはまると考える。(単一 または複合的に)

  1. 骨盤に付着している筋肉郡(お尻、お腹、太ももなど)の働きが鈍くなっている。その影響により骨盤周辺の体液(鼠径リンパ節など)が滞る。それにプラスして運動不足が重なれば体液循環は更に鈍化。体液の停滞は細胞や組織の活動を低下させる。これにより骨盤内に配置されている子宮や卵巣などの組織も本来の活動ができずに働きが鈍る。
  2. 腰椎(腰の背骨)や仙骨(骨盤の一部)の動きが制限される。これにより腰椎や仙骨周辺からでている自律神経の働きが鈍る。腰椎や仙骨の自律神経は子宮や卵巣との関係が深く、自律神経の働きが鈍れば子宮や卵巣の働きも鈍る。
  3. 骨盤が歪むことで骨盤内に配置されている子宮や卵巣の位置に変化。それによって強く圧迫される血管や神経があり、子宮や卵巣は本来の活動ができずに働きが鈍る。
  4. 骨盤が歪むと身体バランスが悪いことにより首の筋肉に負荷がかかる。その影響により脳の一部(下垂体)の働きが鈍る。下垂体から分泌されるはずのホルモンの放出が減少し、女性ホルモンの分泌にも悪影響がでる。
  5. 骨盤の歪みにより脳脊髄液の循環に問題がでる。頭蓋骨から仙骨の間を流れる脳脊髄液は、脳脊髄液は脳の保護や神経システムの栄養素となるものであり、問題が発生すれば神経システムにも影響がでる。女性ホルモンや子宮、卵巣に影響がでることも考えられる。

 

当整体所の骨盤矯正の特徴から推測すると、2番の理屈が一番的を得ていると思う。当整体所の骨盤矯正の特徴は太ももの後ろの筋肉が少し弛むことで下方(足の方)に引っ張られている骨盤が上方に持ち上げられる。それに加えてお尻や太ももの後ろの筋肉を使う体操療法で、腰の筋肉に動きと力強さがあらわれ、腰椎や仙骨周辺からでている自律神経によい影響を与えていると考えるため。

 


4.骨盤矯正の必要性!?


骨盤を整えることによって症状が改善されたケースは多くある。これは確かなこと。(通常1~3回ぐらいの施術で効果があらわれる)

しかし、全ての不妊や生理不順などの婦人科系疾患が骨盤の歪みから起きるわけではない。

骨盤の歪みを整えても改善しないことはある。そのような場合、骨盤の歪みが不具合の原因ではないことが考えられる。何度か骨盤矯正しても結果がでない(妊娠できない)方が仕事を辞めたあとに妊娠したケースが何度かある。精神ストレスも不妊の原因だったりするのだろう。

また、骨盤を整えても再度歪んでしまうケースは考えられる。このような場合は、ある程度の施術回数が必要(個人差あり)。体の硬い人、長い間歪みのあった人は回数増の傾向である。理由は骨盤周りの筋肉が硬いため。緊張した筋肉を弛め停滞した老廃物を抜くのには回数を要する。

施術後、歪みの再発防止には、いい姿勢を心掛けること。それとウォーキングなどの運動を適度におこなうこと。睡眠不足や過剰労働、水分補給を怠るなどは避けたい。逆に骨盤周りの血行がよくなる行為は推奨できる。

出産を経験した人でも産後に骨盤の歪みが戻らず不妊になることがある(二人目不妊)。このような人は産後の骨盤の歪みや精神的なストレスを疑う必要がある。

産後の骨盤矯正を受けるタイミングは産後3ヶ月から半年ぐらいがベターでは!? 肉体的、精神的、環境的なものが、それなりに落ち着く時期、そして骨盤を安定させている筋肉郡が硬くなりすぎない時期がよいと考える。(産後の経過がよく、それなりに体力も戻っていれば産後1ヵ月後ぐらいから骨盤矯正して、定期的に一ヶ月おきぐらいで調整するのがベストに思える。)

基本的には産後1ヶ月ぐらいは無理をしないで安静にしていること。お腹周りの筋肉が整って、しっかり骨盤支えられるようになるまでは数週間を要すると言われており、その期間はなるべく安静がよい。

産後や骨盤矯正後しばらくは骨盤を安定させるのに骨盤ベルトの着用をするのもよい(間違った着用法には気をつけること)。しかし、長い期間骨盤ベルトを着用しない方がよい。骨盤周りの筋力が弱まりすぎる可能性がある。

 


5.骨盤以外にも気をつけたい


不妊など婦人科系のトラブルを抱えている人は骨盤以外にも気をつけるべきことがある。1つ目は体液停滞と冷え。代謝を悪くしホルモンバランスに悪影響をきたす。今は色々な健康法があるので問題のある人は自分にあったものを実施されればよい。ウォーキング、半身浴、青竹踏み、足首回し、ヨガ、ストレッチ、冷え取り健康法、・・・

2つ目は精神的ストレス。口の中が渇いていることが多かったり、胃の不具合が多い人は要注意。慢性的な精神的緊張を疑う必要がある。リラックスすることや楽しく過ごすことは非常に大事。笑ったり、ゆったりとした呼吸は精神を落ち着かせる効果があり、副交感神経(リラックス時に働く神経)の活性化によい。身体全体の酸素吸収量も上がる。要は「明るくゆったりとした心が身体にいいし、神経・ホルモンの働きをよくする」ということであり、そのことを日々の臨床を通して実感している。

この2点は健康にとっても重要なので、ぜひとも注意していただきたいと思っている。

赤ちゃんとこうのとり


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2020-06-09

強いコリには要注意

背中のコリ

筋肉にできるコリは程度に違いがあります。程度の弱いのであれば、しばらく休息したり運動すれば次第にほぐれてくるものです。しかし、強いコリの場合には注意が必要です。

強いコリができる原因は継続した肉体なストレスによるものであり、体の浅いところだけではなく深いところの筋肉にも緊張が現れます。そのため1日寝たら改善されるというような感じの類ではありません。時間の経過とともに更なるストレスが疲労を作り、コリを強めてしまう恐れがあります。

上図、背中の赤色の部分は強いコリをあらわしています。ピンク色の部分は程度の軽いコリ。初めはストレスや疲労で、程度の軽いコリが現れ、更なるストレスや疲労により強いコリを作りあげます。

上図のような症状になりますと、程度の軽いコリ(ピンク色)をマッサージしても強いコリ(赤色)を取り除くことはできず、逆にコリの度合いを強めてしまうことがあります。強いコリができた場合には、強いコリの存在をしっかりと認識したうえで、コリの部位とコリができる要因となる部位を改善する必要があります。

強いコリができると、十分な休息や適度な運動などをしても自然回復が難しくなります。休息がとれない忙しい社会人、老化が目立つ高齢者、精神的ストレスの強い人、神経過敏な人、そのような方々は、より厳しい状況に陥っていきます。

コリは痛みの原因となります。また、背骨付近にできたコリは自律神経を介して内臓の働きを鈍化させることもあります。

 


筋肉が痛む原因として有名なのは筋肉痛です。これはトレーニングなどで鍛えた筋肉が膨張して炎症を起こしている現象です。

それとは別に、長時間パソコンをしている時でも痛みを発することがあります。この場合は筋肉痛とは言いません。悪い姿勢でパソコンをすることによって肩や首への負荷が強くなり、肩や首の筋肉にコリができたことによって起きるものです 。悪い姿勢を持続することで、長時間一定の負荷が同じ筋肉に掛かり、筋肉に硬いコリ状のものが現れます。そのようになると発痛物質が停滞し、それを神経が感知することで痛みを発します。またコリが血管を圧迫しても発痛することがあります。(発痛することによって血管を拡張し、血流を促進させようとしています)

腰のトリガー

強いコリの影響により、コリのあるところではなく、離れた部位に痛みが起きることもあります。(図は腰できたコリがお尻の痛みを起こしているものです)

 


胸椎6番と胃の反射

背骨の付近にできたコリが自律神経を介して内臓の動きを鈍化させることもあります。(図は背骨のコリが胃の痛みや不具合を起こすというものです)

 


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強いコリがある部位に更なるストレスが加わると、コリの度合が進行して拘縮(こうしゅく)を起こすことがあります。拘縮は背骨などの関節に器質的なダメージを与えてしまう恐れがあります (拘縮とは筋肉が萎縮して関節可動域を制限すること) 。図は背中の筋肉が萎縮(拘縮)していくイメージ。

 


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下矢印

腰椎損傷

背中に拘縮が起きると背骨のトラブルのもとになります。 拘縮のない背中は背骨と背骨の間に椎間板(緑色)が存在していて、背骨の衝撃を和らげるクッション的役割をしています。

しかし、背中の筋肉が萎縮し拘縮期間が長く続くと、背骨に対するストレスが強くなり、椎間板を損傷させてしまう恐れがでてきます。椎間板が器質的ダメージを受けて、そこに炎症が起きたり、停滞した発痛物質が悪さをしたり、血管を圧迫して血流障害があれば腰や足には強い痛みを感じるようになります。神経を圧迫すれば痺れが現れます。

 


正常な関節の内部

下矢印

関節包萎縮

強いコリによる萎縮が背中ではなく、手や足の場合は肘や膝関節のトラブルのもとになります。正常な関節は、関節包の中で関節の動きを滑らかにする滑液が分泌されています。また骨と骨がぶつかって損傷しないように軟骨が付着して骨をカバーしています。

背中の萎縮と同様に手や足に萎縮が起き、拘縮期間が長いと肘あるいは膝関節へのストレスは強くなり、関節包が萎縮する可能性がでてきます。関節包が萎縮すれば関節内部の器質的なダメージは避けられず、強い痛みを覚えるようになります。

 

〈注意〉膝が痛く、手や指や足などにも炎症性(患部が腫れたり、熱っぽい感じ)の痛みがある場合、リウマチの疑いがあります。リウマチの場合は早期発見・早期投薬が重要です。疑わしければ病院(リウマチ専門医)に行きましょう。

 


 

このように強いコリの症状が進行すると痛みだけではなく、器質的な変形へ悪化することがあります。特に老化現象が進みますと関節の拘縮具合も進行する傾向にあります。強いコリのある方は予防と改善のために定期的な施術やセルフケアをオススメします。

どうぞお気を付けください。

 


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2020-03-15