~ 腸が動きやすい体をつくる ~
腸内環境というと、乳酸菌や発酵食品、サプリメントなど「何を食べるか」に注目されがちです。
もちろん食事は大切ですが、腸内環境は食事だけで決まるものではありません。
腸は、動いてこそ本来の働きを発揮する臓器です。

腸は自律神経と深く関係している
腸は自分の意思で動かせません。自律神経、特に副交感神経の影響を強く受けています。
そのため、次のような状態が続くと腸の動きが鈍くなりやすくなります。
・ストレスが多い
・呼吸が浅い
・体が常に緊張している
便秘や下痢を繰り返す方ほど、腸そのものよりも、体全体の緊張やバランスに問題があるケースも少なくありません。
腸内環境と免疫の深い関係
腸は消化吸収だけでなく、体の免疫機能とも深く関係しています。
腸内環境が乱れると、次のような不調が出やすくなります。
・風邪をひきやすい
・疲れが抜けにくい
・体調を崩しやすい
体の免疫細胞の多くは腸に集まっており、腸の状態は体全体の防御反応にも影響します。
免疫は「強さ」より「バランス」
免疫というと「強くすればいい」と思われがちですが、実際にはバランスが大切です。
腸の動きが悪く、体に余計な緊張や滞りがあると、
・免疫反応が過剰になる
・逆に働きにくくなる
こういったことが起きることがあります。
整体では免疫を直接どうこうすることはできませんが、体の緊張をゆるめ、自律神経が切り替わりやすい状態を作ることで、免疫が本来の働きをしやすい環境を整えることは可能だと考えています。
腰をゆるめると、お腹が動き出す理由
施術をしていると、腰まわりをゆるめた途端にお腹がゴロゴロ鳴り出す方がよくいます。
特に腰椎(腰の骨)周辺は、腸の働きと関係する神経の通り道でもあります。
腰が硬くなる
↓
自律神経の切り替えがうまくいかない
↓
腸の動きが鈍くなる
このような流れが起きていると考えられます。
自宅でできる簡単な腸ケア体操
仰向けになり、両膝を立てます。そこから骨盤を小さく前後にゆらしてください。
・呼吸は止めず、吐く息を長めに
・強く動かす必要はありません
・1分ほどで十分です
腰がゆるんでくると、お腹が動き出す感覚を感じる方もいます。
腸を無理に刺激するのではなく、動きやすい状態を作ることが目的です。
青汁を試して感じた、意外な変化
この青汁の話は、もともと当院のご利用者様から聞いたのがきっかけでした。
・便の匂いが軽くなった
・おならが減った気がする
半信半疑でしたが、自分でも試してみたところ、同じような変化を感じました。
乳酸菌を意識して摂っていた時よりも、体感として分かりやすかった印象があります。
なぜ青汁が分かりやすかったのか
青汁は「良い菌を足す」というより、腸が動きやすい環境を作るサポートをしているように感じます。
腸の動きが悪い状態では、
・内容物が滞りやすい
・ガスや匂いが出やすい
こういったことが起きます。
青汁を飲んで変化を感じたのは、腸の中の停滞が減り、流れが良くなった結果ではないかと考えています。
※冷たい水ではなく、常温で飲むのがおすすめです。
腸内環境のサインは「便やガス」に現れる
・便の匂いが強い
・おならが多い
・お腹が張りやすい
これらは腸内環境を知る
分かりやすいサインでもあります。
その背景には、
・腸の動きの悪さ
・腰や骨盤の硬さ
・呼吸の浅さ
・自律神経の乱れ
が関係していることも少なくありません。
腸は「整える」のではなく「働ける状態に」
当院では、腸を直接どうにかしようとは考えていません。
腰や体の緊張をゆるめ、呼吸が深くなり、自律神経が切り替わる。
その結果として、腸が自然に動き出す状態を目指しています。
腸内環境とは、何かを足して作るものではなく、本来の働きを邪魔しない体を作ること。本来の働きを邪魔しない体を作ること。