長く使ってきた三井式温熱治療器について、故障からの復活の経緯と、使い続けて感じた特徴をまとめました。

故障でしばらく使えていなかった

長いあいだ故障したまま使えずにいた三井式温熱治療器。スイッチを入れても温度が上がらず、表示ランプが点滅するだけの状態が続いていました。

以前メーカーに問い合わせた際には「故障の可能性があるので送ってほしい」と案内されましたが、修理費が高額になる可能性があったため、その時点では修理を断念。

最近になって再び電源を入れてみても状況は同じ。ダメ元で分解してみても大きな異常は見当たらず、「点滅は何かのサインでは?」と思い、温度設定ボタンを数秒押し続けたところ点滅が消え、正常に加熱が始まりました。

結局点滅は故障ではなく、サーモスタット機能みたいのが働き、自動的に温熱オフ状態になったサインなのかもしれません。ボタン長押しでリセット!?  説明書にも記載ないし、メーカーの方も教えてくれなかったので、何だったのかは不明ですが結果的に復活できました。

同じ症状で困っている方の参考になればと思い、記録として残しておきます。

三井式温熱治療器とは

三井式温熱治療器 MI-02の画像

三井式温熱治療器は、体を温めることで自律神経の働きや体液の巡りを整えることを目的とした温熱器具 です。

背骨まわりを中心に温めることで、

  • 体が軽くなる
  • 呼吸が深くなる
  • リラックスしやすくなる

といった体感が得られる人もいます。

温熱治療器の特徴

温熱を使った施術の現場で長く使われてきた歴史があり、その実践の中で広く知られるようになった治療器です。私が使って感じた特徴をまとめると、次のようになります。

  • じんわり深いところまで温まる感じ
  • 巡りが悪くになっている部分ではアチチ反応が出やすい

※医療機器ではなく、家庭用の温熱器具です。

アチチ反応とは

温めていると、特定の部位だけ強く熱く感じることがあります。「アチチ反応」 と呼ばれるものです。

この反応が出るのは、体液の巡りが悪くなっている部分です。巡りが悪いほど、熱さを強く感じやすくなり、アチチと反応が出ることがあります。

注熱を続けることで体液の巡りがよくなり、背中の緊張がゆるみ、呼吸が深くなるなど、身体が軽く感じられることがあります。

局所の温熱刺激と全身を温めることの違い

温熱刺激は特定の部位だけを温めるものです。

蒸しタオルやカイロ、三井式温熱治療器など、方法に関わらず共通しているのは、局所だけを刺激すると、その部分だけが反応する という点です。

局所に刺激を与えると、身体がその部位に反応して血液が集まりやすくなり、その血流の集中によって回復力が働きやすくなります。

お風呂に浸かるなど全身を温める場合は、体全体がゆるむような広い反応になりますが、局所の温熱刺激は 局所だけをスピーディーにゆるませる という特徴があります。

こうした局所の温め方は、気になる部分を短時間で整えたいときに向いています。

私の施術での使い方

元気のない方、免疫が落ちていそうな方、背中の緊張が強い方に対して、背骨まわりを中心に短時間だけ注熱することがあります。

  • 70℃設定では布を1枚挟んで使用
  • 反応が強い部位は短時間で十分
  • 背中の緊張がゆるむことで呼吸が深くなる

「温める」というシンプルな刺激ですが、背中まわりがゆるみ、呼吸が深くなる方が多いです。特にアチチ反応があると自律神経に活を入れられている感じになり整います。

こうした温熱の使い方は、施術の中で背中まわりを整える際の補助として取り入れています。

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