「体は骨盤から治せ」 五味雅吉著 八広社出版
かなり昔になりますが整体術に関して初めて読んだ本がこの本でした。
社会人になってから健康に関して深く考えるようになり、運動や健康食品など色々と試したものの自分の納得いく健康法が見つからないでいました。身体の強さ、健康は持って生まれたものであり体質は変えられない。20代半ば頃までは、そのように考えていました。
仕事でパソコンに向かっては肩こりがひどく、仕事に集中できなかったり、微熱が数週間単位で続いたり・・・ 「一生この体と付き合っていくのか~」と嘆いていました。
そんな私が20台半ばになって整体という言葉を知り、五味雅吉さんの本と出会い感銘を受けたのです。(本を読んだだけで感銘を受けるなんて単純すぎますが・・・)
その後は整体やカイロプラクティック関連の学校からパンフレットを取り寄せたり、色々と調べるようになりました。最終的には実際に学んでみないとわからないという結論に至ったわけです(苦笑)
最近になって「なぜ、学校へ通う前に、まずは治療院へ行って整体の施術を受けなかったのかな?」という疑問が自分の心の中で浮かび上がりました。整体治療の受診経験がない私が大金を叩いて整体を学ぶ。少し無謀のような・・・
その理由を考えたときに理由の1つとして五味雅吉さんの本 「体は骨盤から治せ」 の存在が大かったように感じるのです。この本を読んだとき「これはすごい! これだ!」 というような感情を不思議と自分の心の中に抱いたことを覚えています。
今にして思えば、この本に出会っていなければ、この世界に夢を抱くことは無かった? と思うほどで「体は骨盤から治せ」の出版関係者の方々には深く感謝をしております。
それと整体に興味を持ち始めた当時に、この本を貸してくださった小林紀子さん(同じ会社で働いていたパートさん)にも感謝しなければいけません。「私、いい本があるから貸してあげるね」 そう言って、この本を貸していただいていなければ私の世界は変わっていなかったと思います。
当時の本のコピー 懐かしい~